【宗教】
スロヴェニアは人口のカトリックが9割以上だそうな。
それもあってか、街中や道沿いにカトリックのモニュメントがあちこちで
目につく。日本でいう、お地蔵さん、道祖神といったところだろうか?
また、こういったモニュメントにはローソクが備えてある。赤いものが多く、スーパーやマーケットなどどこでも簡単に手に入る。さしずめお線香といったところだろうか。
サンダルのことをスロヴェニアでは「ヤポンケ」と呼ぶ。「日本の履き物」といった意味だそうだ。「ヤポンスカ」が日本、「ヤポンスケ」が日本人、「ヤポンカ」が日本の人・物(単数)、「ヤポンケ」が日本の人・物(複数)だそうな。両足なので2つだから「ヤポンケ」。
スロヴェニアのトレイルのサインはこんな感じ。
赤い丸の中に白い丸。この印が木や岩、色々なところについている。進行方向についているのでそれをトレースして進む。足元にあったり、写真のように木についていたり、高さや位置はまちまちなので分岐では周りを観察することが重要。また。目印にする適正なものがない場合は赤い直線を地面に引いて進行方向を表す。鋭角に曲がってほしい時は「∠」こんな感じ。シンプルでわかりやすい。
ちなみにイタリアの場合はこれが赤い四角の中に白い直線となる。オーストリアの国旗見ないなデザインとのこと。
北部山岳地方のゴレンスか地方によく見られる。
昔は草刈りをして、これに草を干して乾燥させていた。
冬場に家畜の飼料を作るためのもの。
ワイルドガーリック
一面ワイルドガーリックの生育する森の中を通った時のこと。
本当にニンニクの匂いがする!!と驚きました。
ゴレンスか地方では6月くらい、海沿いのプリモルスカ地方では5月くらいが旬。
花が咲ききる前が食べごろのとのこと。
栄養釜も抜群だそうな。
サラダにするもよし、ペーストにしてスープなどにするももよし。
ベゼック
遠目には紫陽花のような花。
5〜6月頃に咲いている。今花を摘んでフレッシュジュースにすると驚くほど甘くて美味しいジュースが出来上がる。ただし、新鮮な状態で加工しないとダメだそうで季節限定の楽しみ!!
さくらんぼの種とり機
オケの部分にさくらんぼを彫り込んで、溝になっている部分に入ったさくらんぼの種をバーを押して1つづつ取り除きます。バーの先端はキリのようになっており、それで貫通させ、穴に落とすと種が取れる。
種を抜いたさくらんぼはケーキその他の材料に使うとのこと。
大量に使用するからこその知恵ですね。
噴水
スロヴェニアに限らずですが、ヨーロッパは噴水が多い。
それも個性的なものが。
広場はもちろん。ちょっとした造形物とともにあちこちにあるので面白い。
変わった噴水を探すのも旅の楽しみの1つ。
【カルスト地方の話】
カルスト地方「komen」という町でも数日滞在。
トリエステやリピツァ(別項参照)の近くに位置しています。
特徴はもちろんカルスト地形であること。Kras(ドイツ語で測るそっと発音するそう)名前の由来でこの地域の石は様々な場所に運ばれ、建築に利用されました。
このエリアは温暖でこの地域の風は特にブリア(スペル不明)と呼ばれ、断続的な強風が特徴です。そのため高い木が育ちにくく、低い木で作れる作物を重点的に作っているとのこと。
そして、カルスト地形で作られたワインは独特の味わいで「Teran」
と呼ばれます。限られた地域でしか作れないので高級なワインなのだ
そう。
【地方について】
僕が最も足を運んでいるのが北部にある山岳地帯を中心とする「ゴレンスカ地方」。その他にも海沿いの「プリモルスカ地方」南部の「カルスト地方」、北東端の「プレクムリエ地方」など7つの地域に分かれる。
また、スロヴェニアから見たアルプス山脈を「ユリアンアルプス」と呼び、オーストリアの国境沿いには「カラワンケ」と呼ばれる山脈が走る。
【World Bee Day】
毎年5/20に祝われるスロベニア由来の国際記念日。
スロベニアでは養蜂が盛んで18世紀に養蜂の父「アントン・ヤンシャ」が活躍。
養蜂とミツバチの重要性を説き、持続可能な養蜂の維持を目指し、制定された。
5/20前後には多くの関連イベントが世界の各地で行われる。
2019年時点ではこの日に関するイベントは日本ではまだ行われていない様子。